村
ジャーナリスト。中東・東南アジアのムスリムコミュニティ長期取材経験。日本国内のムスリム取材にも注力。
村上 健太の記事 (4)
文化・暮らし
イスラムとジェンダー|現代の議論を読み解く
イスラムとジェンダーは、19億人のムスリムと約50のムスリム多数派国を抱える広大な世界で語られるため、単純に「抑圧か解放か」と二分できる話ではありません。実際に在日ムスリムコミュニティや中東、東南アジアを長く取材すると、同じムスリム女性でもヒジャーブを誇りとして選ぶ人もいれば、政治的圧力として拒む人もおり、
文化・暮らし
イスラモフォビアとは|偏見の歴史と現実
イスラモフォビアとは、イスラム教への根拠のない敵意と、ムスリム個人や共同体に向けられる差別、さらに政治や社会からの排除までを含む構造的な現象です。1991年に活字で初めて使われたこの言葉は、1997年に英国の研究機関が示した定義を通じて、感情ではなく分析のための概念として定着しました。
文化・暮らし
スクーク(イスラム債)とは?仕組みと種類をやさしく
スクーク(イスラム債)は、利子の受け払いを禁じるイスラム法のもとで、社債の代わりに使われる証券です。普通の社債が発行体にお金を貸して利子を受け取る金銭債権なのに対し、スクークは不動産や事業などの原資産を小口で持ち合い、その収益を分配する仕組みで成り立っています。
文化・暮らし
ハラル観光とは|ムスリム旅行者向けサービスの基本
ハラル観光とは、イスラム教の戒律に沿って許されたものの範囲で安心して旅をするために、食事・礼拝・宿泊へ配慮を組み込んだ観光である。ハラルは食だけの話ではなく、礼拝のための清浄やキブラの向きまで含む生活規範であり、旅先ではその条件を満たしにくくなる。