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スーダンのイスラム|歴史とスーフィズムの信仰
スーダンのイスラムは、国民の約97%がムスリムを占める一方で、アラブ世界で広く見られる法学中心の姿とは肌触りが異なる。7世紀ごろにアラブ商人や移住者がヌビア人と接触して伝わり始めた信仰は、スーフィズムを骨格に、聖者廟参詣や旋舞、治療儀礼まで日常へ深く入り込んできた。
ウズベキスタンのイスラム|歴史と信仰の特徴
ウズベキスタンは、人口の約96%がムスリムで、その大多数がスンナ派ハナフィー学派に属する、中央アジアでも典型的なイスラム圏です。サマルカンドの青いドームの下を歩くと、観光地としての顔と信仰の場としての空気が地続きにあることが見えてきます。 ただし、この国の宗教は厳格一辺倒ではありません。
ソマリアのイスラム|歴史と信仰の特徴
ソマリアのイスラムは、紅海とアデン湾を挟んでアラビア半島の対岸にあるソマリ地域で、7世紀という早い時期に伝わったとされる宗教文化である。人口の99%以上がスンニ派ムスリムで、その多くがシャーフィイー学派に属し、暫定連邦憲法でもイスラムが国教と定められているため、
セネガルのイスラム|4大教団と信仰の特徴
セネガルのイスラムとは、人口の約95〜97%がムスリムでありながら、その信仰が中東とは違うかたちで社会に根づいた宗教世界である。ムスリムの約95%が4大スーフィー教団のいずれかに属し、ティジャーニーヤやムリッドが暮らしや政治、地域共同体までを支えてきたところに、この国の際立った特徴があります。
リビアのイスラム|マーリキー派とサヌーシー教団
リビアのイスラムは、スンナ派マーリキー学派が圧倒的多数を占めるマグリブ型の信仰世界である。人口の約97%がスンナ派で、その九割超がマーリキー学派に属し、沿岸のアラブ系都市とナフーサ山地のベルベル系地域が、宗派と地理の重なりをそのまま映し出している。
ニジェールのイスラム|歴史と信仰の特徴
ニジェールは、サハラ南縁のサヘルに位置する内陸国で、国民の99.3%がムスリムを占めるイスラム濃度の高い国です。けれども、その姿は最初からそうだったわけではなく、11世紀ごろに始まったサハラ交易を通じてイスラムが伝わり、19世紀から20世紀初頭にかけて多数派へと定着していきました。
オマーンのイスラム|イバード派の歴史と信仰
オマーンのイバード派イスラムは、スンナ派とシーア派に大別されることの多いイスラム世界の中で、ひときわ独特な位置を占める宗派である。国民の多数派がイバード派という国は世界でもオマーンだけで、同国の宗教地図を理解するには、この「第三の潮流」をまず押さえておく必要があります。
チュニジアのイスラム|歴史と信仰の特徴
チュニジアのイスラムは、670年にアラブの将軍ウクバ・イブン・ナーフィが築いたカイラワーンを起点に形づくられた。北アフリカ最初のイスラム都市として生まれたこの町は、やがてマグリブ最大級の学問の中心地へと育ち、征服が軍事の完了ではなく、都市とモスクと学問の建設を伴う文明史だったことを示しています。
イエメンのイスラム|ザイド派と歴史
イエメンは、630年頃に預言者ムハンマド存命中のうちにイスラムが伝わった、アラビア半島でも最初期に改宗した土地の一つです。サナアの大モスクやタイーズ近郊のジャナドのモスクが早くから建立された事実は、この地が単なる現代の紛争地ではなく、宗教史の古層を抱える地域であることを示しています。
アルジェリアのイスラム|歴史と信仰の特徴
アルジェリアのイスラムは、人口約4,600万人の99%超がスンナ派ムスリムを占める均質な宗教風景の中に、マーリク学派を主流とする独自の法学的伝統を根づかせてきた。イマーム・マーリクに由来するその伝統は、エジプトやサウジのイスラムとはまた違う輪郭を持ち、
バーレーンのイスラム 歴史と信仰の特徴
バーレーンとは、628年ごろに預言者ムハンマドの使者が送り込まれ、住民の集団改宗が伝えられるほど早くイスラムを受け入れた島国である。ディルムン文明、雄牛神アワル信仰、ネストリウス派キリスト教が重なってきた土地でもあり、イスラム以前から多層の信仰が積み上がっていました。
シリアのイスラム|歴史と信仰の地域性
シリアは、636年のヤルムークの戦いを境にビザンツ帝国の支配からイスラムの版図へと組み込まれた、イスラム史に特別な重みを持つ土地である。征服以前は東方正教の中心地としてキリスト教徒とアラム語話者が広く暮らしており、その重層的な土台の上にシリアの宗教史は形づくられました。