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アラビア語基本用語30選|イスラム教入門
イスラム教の入門でつまずきやすいのは、教義そのものより先に基本語の輪郭が曖昧なまま増えていくことです。たとえばタウヒードは神の唯一性、シャハーダは信仰告白、サラートは礼拝、キブラは礼拝方向、ハッジは大巡礼を指します。
イスラム教本おすすめ10選|入門から専門まで
イスラム教の本選びは、最初の1冊よりも「どの順番で読むか」で理解の深さが変わります。筆者も在日ムスリムの取材や中東各地でのルポの前後に、入門書と原典の和訳を並行して読み、いきなりクルアーンに向かうより、土台をつくってから進んだほうが誤読が減ると何度も感じてきました。
イスラム教の誤解と偏見FAQ|事実で読む6問
イスラム教について耳にする言葉は多いのに、その中身は「暴力」「女性」「中東」といった断片的なイメージで語られがちです。取材で東京ジャーミイの見学ツアーに同行したときも、参加者の「アッラーは別の神ですか」という問いに、案内役が「アラビア語で神という意味です」と静かに答えた瞬間、
ハラールレストランの探し方|日本での認証と確認項目
日本でハラール対応の店を探すとき、いちばん混乱しやすいのは「認証があるかどうか」だけでは判断しきれないことです。認証店、ムスリムフレンドリー店、ポークフリー表示の一般店では確認できる範囲が違い、実際の安心感も変わります。
イスラム教の葬儀|土葬の理由と儀式の流れ
国内のモスクでジャナーザ、つまり葬礼の場に立つと、参列者は立ったまま静かに祈り、礼拝は驚くほど簡素に進み、その後まもなく故人が運ばれていきました。イスラム教の葬送は、グスルと呼ばれる遺体の洗浄を行い、白布のカファンで包み、ジャナーザ礼拝を経て、できるだけ速やかに土葬するのが基本です。
コーランの名言・名節10選|出典と文脈つき
コーラン(クルアーン)の「名言」を読もうとするとき、まず押さえておきたいのは、これは114章から成る読誦の聖典であり、章の並びはおおむね長い順で、啓示の時系列そのものではないという点です。しかも日本語訳や英訳は原文アラビア語の意味を移し替えたもので、切り出し方ひとつで印象が変わります。
ジハードとは|本来の意味と誤解の整理
ジハード(جهاد, jihād)は本来「努力・奮闘」を意味する語であり、日本語で定着した「聖戦」という訳だけでは、その射程を捉えきれません。筆者の授業経験では、ジハード=聖戦という先入観がしばしば見られます。語根の意味やクルアーンの用法を示すことで、その先入観がほどける場面を経験してきました。
礼拝(サラート)の方法|5回の時間帯とラカート数
カイロとイスタンブールでモスクを見学したとき、所作や読誦の細部には違いが見られた一方で、礼拝の成立を支える前提が驚くほど一貫していることが強く印象に残りました。イスラム教の礼拝であるサラートは、英語表記ではṣalātとされます。
ハッジとは|一生に一度のメッカ巡礼の意味と流れ
ハッジは、イスラム教の五行の一つに数えられるメッカへの大巡礼であり、身体的・経済的に可能な成人ムスリムに一生に一度求められる実践です。つまり、万人に無条件で課される義務ではなく、条件を満たした人に向けて定められた宗教的行為として理解する必要があります。