文化・暮らし

ハラール食・服装・各国のムスリム文化を紹介

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トルクメニスタンは、人口の約96%がムスリムを占める中央アジアの国でありながら、そのイスラムは中東のアラブ圏でイメージされる姿とはかなり異なります。国土の大半をカラクム砂漠が占め、遊牧民の生活が長く続いた土地では、モスクや教義書だけでなく、スーフィーの聖者と部族のつながりを通じて信仰が根づいてきました。

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カザフスタンは、2021年国勢調査で人口の約69%がムスリムを占めるイスラム圏でありながら、憲法上は世俗国家として歩んできた国です。ウズベキスタンや周辺の中央アジアを歩くと、同じハナフィー圏でもカザフの草原で出会うイスラムは都市部とは少し違う手触りがあり、その背景には遊牧の伝統、スーフィズム、

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キルギスは、中央アジアの内陸国で、国民の約9割がムスリムを占める一方、その多くがスンナ派ハナフィー学派に属し、実践は比較的ゆるやかだと受け止められてきました。ウズベキスタンやキルギス周辺を歩くと、定住都市でモスクを中心に息づく信仰と、山岳の遊牧地帯で自然崇拝と混じり合う信仰とでは、

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アゼルバイジャンは、人口の約97%がムスリムでありながら、しばしば「世界で最も世俗的なムスリム多数派国」と評される、きわめて独特な国です。バクー近郊やシャマフを歩くと、礼拝の声よりも世俗的な街の空気が前面に出ており、その印象はこの国が「イスラム国=厳格」という先入観をどう裏切るのかを考えさせます。

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ブルネイは、ボルネオ島北部に位置する人口約40万人規模の小さな産油国で、人口の約82%(2021年)がムスリムを占めるイスラム王国です。大多数はスンナ派シャーフィイー学派を信奉し、マレーシアやインドネシアと系統は近いものの、絶対君主制のもとで国家と信仰が強く結びついている点に独自性があります。

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スーダンのイスラムは、国民の約97%がムスリムを占める一方で、アラブ世界で広く見られる法学中心の姿とは肌触りが異なる。7世紀ごろにアラブ商人や移住者がヌビア人と接触して伝わり始めた信仰は、スーフィズムを骨格に、聖者廟参詣や旋舞、治療儀礼まで日常へ深く入り込んできた。

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ウズベキスタンは、人口の約96%がムスリムで、その大多数がスンナ派ハナフィー学派に属する、中央アジアでも典型的なイスラム圏です。サマルカンドの青いドームの下を歩くと、観光地としての顔と信仰の場としての空気が地続きにあることが見えてきます。 ただし、この国の宗教は厳格一辺倒ではありません。

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ソマリアのイスラムは、紅海とアデン湾を挟んでアラビア半島の対岸にあるソマリ地域で、7世紀という早い時期に伝わったとされる宗教文化である。人口の99%以上がスンニ派ムスリムで、その多くがシャーフィイー学派に属し、暫定連邦憲法でもイスラムが国教と定められているため、

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セネガルのイスラムとは、人口の約95〜97%がムスリムでありながら、その信仰が中東とは違うかたちで社会に根づいた宗教世界である。ムスリムの約95%が4大スーフィー教団のいずれかに属し、ティジャーニーヤやムリッドが暮らしや政治、地域共同体までを支えてきたところに、この国の際立った特徴があります。

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リビアのイスラムは、スンナ派マーリキー学派が圧倒的多数を占めるマグリブ型の信仰世界である。人口の約97%がスンナ派で、その九割超がマーリキー学派に属し、沿岸のアラブ系都市とナフーサ山地のベルベル系地域が、宗派と地理の重なりをそのまま映し出している。

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ニジェールは、サハラ南縁のサヘルに位置する内陸国で、国民の99.3%がムスリムを占めるイスラム濃度の高い国です。けれども、その姿は最初からそうだったわけではなく、11世紀ごろに始まったサハラ交易を通じてイスラムが伝わり、19世紀から20世紀初頭にかけて多数派へと定着していきました。

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オマーンのイバード派イスラムは、スンナ派とシーア派に大別されることの多いイスラム世界の中で、ひときわ独特な位置を占める宗派である。国民の多数派がイバード派という国は世界でもオマーンだけで、同国の宗教地図を理解するには、この「第三の潮流」をまず押さえておく必要があります。